2003NASA XCチャレンジ優勝レポート

 

GPS高度データ付き

GPS高度データなし


2003/05/21 レポートの一部を訂正

 NASA XCチャレンジ2003
 参戦レポート


氏名:こんぺてた たぐち
日時:2003年4月26(土)・27(日)
場所:茨城県 NASAエリア
結果:73km飛んで優勝

その他:とりあえず誰よりも遠くまで飛んじゃった人が勝ちって
    いう大会です。

・4/26(土)
 雨天のため、エリアに行かなかった(^^;
 フライトはキャンセルだったが、16:00頃から
 パーティを行っていたそうである・・・。

・4/27(日)
 JR常磐線 荒川沖駅でピックアップして貰い、NASAエリアへ。
 全天を覆う雲。エリアに着いたら霧雨が降っていた。こりゃー距離は
伸びないなと思いながらチェックイン。

 朝のブリーフィングでは、天候は急速に回復傾向にあり、風の予報は
北東のち南東。フライト方向は西に向かって飛んでいくことになりそうとの
事。その場合、筑波山で上げきるか、燕で上げきるかして、あとは宇都宮の
南側方向へフラットランドコースを飛んで行くことになるという予測だった。

 そしたら10:00頃から予報通り天気は急速に回復。晴れ間も見えて来て
雲もどんどん薄くなってきた。さっきまでの低かったテンションはどこへやら、
なんか元気になってTOへ上がった。

 12:00にTOでブリーフィング、なんと南風が予想より早く入ってきて
いて、いつも通りの北へ飛ぶコースが良さそうとの発表。それなら去年飛んでる
から、だいたいのコース取りは覚えている。ちょっと安心。

 さっそくゲートオープン。しかし、みんなまだ様子を見ている。ダミーは
上がっているが、まだ南風が押してきていないからである。

 それなら先に出ちゃえということで、すいている東テイクオフから
2番目に離陸。ささっと上げて上空待機・・・のはずが、対地900m位で
なかなか雲底につけられない。ダミーは1300m近くまで上がっている。

 足尾山上空で上げているケアラを発見、そっちへ突っ込むが、やはり今一。
そしたらTO上空がアクティブになっており、ありゃりゃ遅れを取った(T_T)

 一旦TO上空に戻ったが、大して上がらず。ハングが加波山の西で上げ始めた
ので、性懲りもなくそこへ突っ込んでいったら、今度は大正解!!

 一気に対地1500mの雲底へ。朝は雨が降っていたというのに何じゃこの雲底の
高さは?さすが足尾。他機3機ほどと一緒に北上を開始する。

 燕の東側で弱い上がりがあったので、そこでまた雲底に着ける。周りには5機
ぐらい居て、みんなダイレクトに高峰方向に向かったが、そっちには雲がない。
ところが東には厚い雲があったので、一人だけ北東方向に飛んでいく。

 予想通り、吸い上げでほとんど落ちない。50号手前で、高峰の様子を伺う
が、上昇している機体が見えないので、ステイする。

 そのうち、低いながらも羽黒山に到達して、上げ始めた集団が見えたので、
そこに向かってグライドする。羽黒山に1100mで到着。楽ちん(^^;

 それからは、その集団と一緒に少しづつ北に流して、高峰上空で1700m雲底まで
回復。北に向かってグライド開始。この頃、無線が全然聞こえないので、見て
みたら電源が切れていた(T_T)どうやら電池切れで、さっき送信した際に電源が
落ちたらしい。とりあえず受信ならできるので、それからはずっとダンマリ
モードで飛ぶことになってしまった。(>_<)

 途中、他機と一緒に上げ直したりしていたが、茂木の変電所まで来たところで

みんな700m以下まで落ちてきてしまい、この周りは雲のせいで全体が日陰になっ

しまった。
日射があるのは、西か北。そして風は東風が結構入ってきた。
ここで各自が思い思いの方向へばらけた。

 自分は、この東風に乗って日射のある場所へ移動する事にした。ちょうど
西に向かって降ろせそうな場所が細長くあったので、いざという時も大丈夫だし


 そしてどんどん西に流していき、対地150m近くになってしまった。(T_T)
この先は森だからこれ以上は流せないし、ここまでかぁ・・・・と思っていたら

お助けサーマルHIT!弱いながらもなんとかそのまま上げ続けて、15分掛けて
1500mまで回復!!やったね!!ここからは単独飛行の始まり〜

 ちょうど東西の風のシアーラインが北北西に伸びている。この雲を使って
少しづつ高度を稼ぎながら北方向へゆっくり移動を開始した。

 10kmほど北上したら、その先には雲がない。とりあえず雲底に着けなおしてい
ると
前方に雲が出来てきた!ラッキー!やっと南風が追いついてきてくれたらしい。
よっしゃー、中野親方から教わった”南風を追い越さずに飛ぶ事”を実践する
のだ(^^)/
早速その雲にとりつき、ステイする。そんな感じで前方に雲が出来たら、
そこに移動するを繰り返して、高度は1300m以上をキープ。
周りをみると自分の場所以外に雲は出来ておらず、よくぞこの絶好の場所に
自分が来れたものだと感心するやら、嬉しいやら(^^;

 ステイしていると、桜の花びらがブァーと流されていき、桜吹雪の中に
自分が居たりo(^^)o、燕が周りをビュンビュン飛んでたり、木の小枝がくるくる
回りながら飛んでたり、すんごく自然を感じながら飛んでいた。ああぁ、クロカ

っていいなぁと思ったひとときでした。本物のグライダーが近くを
飛んで行った時はビックリしたけどね(^^;

 飛行距離50kmを越えた頃、下の低いところ(多分対地150mぐらい)に
黄色い機体を発見。降りるのかなぁと思って見てたら、なかなか降りない。
あれはモーターパラに違いないと思っていたが、エンジン音も聞こえないし、
背中にモーターを背負ってる様にも見えない。おいおい低いまま5kmぐらい
ずっと北に流しているぞ????
 しかし、東西に伸びる高圧線を越えてついてこない所を見ると、やっぱり
エンジン無しのパラだったに違いない。(後日談:2位のアエロンさん
だったそうだ)

 この辺りから前方に雲が出来なくなった。若干北風が押している感じもする。
もう16:00も回っちゃったし、これ以上南風を待つのは得策では無さそう。
よし、勝負だ!って事で、前方に見える街を目指す。あそこならアーベント
状態で、良くすればサーマルもあるかも。雲がない分、日射はまだ十分!

 ってことでJR矢板駅周辺の街上空へ突っ込む。おおお、なんとかチョビット
づつ上がるぞ・・・。と対地500mから少しづつ上げ直す。そしたらそのうち
サーマルHIT。なんと1500mまで復活。おっしゃーー(^^)v

 さあて、どっち向きに走ろうかなぁ。全体的に弱い北風だなぁ。国内記録の
ちゃっぴーさんみたいにもっと西に寄って、山裾を飛ぶべきか・・・
いやいや、東斜面はもうそろそろ影ってきている。それに回収が大変な
場所には行きたくないなぁ。(^^;

 ということで、さっきから上空まで轟音を響かせている(上空で聞こえる
唯一の音でした)新幹線に沿って飛ぶことにした。そうすれば街の
上を通って行くから、サーマルがあるかも知れないしね(^^)

 ところがどっこい、ここから先は弱アゲインスト&シンク。10km近く
グライドしたところで、降りそうな感じになっちゃった。ちょうど国道4号と
河原の広い川がぶつかっている。ここなら降ろしやすいし、回収も楽だぁ!

 で、4時間半のフライトを無事締めくくりました。m(__)m

 回収に来てくださった、まむしさん&文字さんありがとうございました。

 それから、大会の一週間前に、ずっーーーとシフトが入らなくて悩んでいた
ハーネスを、さらりと調整・解決していただいた、後藤くまさんに感謝いたしま
す。
いままで2年間よくこんなセッティングで乗っていたもんだ〜(^^;

 さらに、操作性も性能もセクターTXなみ、それでもってフルアクセルしても
安定していて潰れないこの機体の試乗を勧めてくれた蜷川イントラに
感謝ですぅ。
(けっこーアクセル全開で飛んだけど、今回も一回も潰れてないですよ〜(^^) 


 ってことで、設計者のダニエル・ロリッツさん、こんなに飛ぶのが楽しい機体

つくってくれてありがとう(^^)/

 F1でライバル達と競争するのも楽しいけど、みんなで協力して(時には自然
にも協力して貰って)距離を伸ばして行くクロカンフライトもだんだん楽しくな
って
きました。

 クロカンフライヤーの皆様、これからもよろしくお願いしますm(__)m

//つくばPGC こんぺてた たぐち

 


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